類似症状(うつ病)
メニエール病とうつ病の類似点は、耳鳴りや、めまいの症状が出るというところです。しかし、うつ病の場合のめまいの症状はメニエール病の内耳の障害によるものではなく、うつ病の場合は心因性のめまいだといわれており、耳の器官の病気からくるめまいとはまた違ってきます、めまいの症状があるので、メニエール病だと診断され治療を受けても回復の傾向はみられず、実は、うつ病による心因性のめまいだったということがあります。
しかし中には、メニエール病だと診断され、メニエール病の長期にわたってのいつどこで起こるかわからないめまいや、耳鳴り、吐き気などの発作により不安感をぬぐえずに、そしてメニエール病もストレスを抱え込みやすい方がなりやすいため、不安とストレスを吐き出すことができずに閉じこもりがちになり、その結果メニエール病からうつ病へとなってしまう方も少なくはありません。
反対にうつ病からメニエール病になってしまう方も居ます。うつ病の不定愁訴といえるいらいら感、体のだるさ、眠りたいのに眠れない不眠が極度のストレスを生んでしまい、結果、メニエール病にもかかってしまうのです。
しかし安心してください、うつ病は治ります、治療は比較的簡単で薬を中心とした治療で、8割以上の人が2-3週間 で回復に向かいます。その間、医師とのカウンセリングを受けます、カウンセリングではできる限り隠し事はせずにあるがままの自分の思いを伝えましょう。
そのほうが医師は患者の持つ考え方を把握することができ、否定するのではなく、また違った考え方を提案することができ、また患者さんも目からうろこのように、少し視野を広げることができるかもしれません。
私の友人は、不定愁訴を訴え、勇気をだして初めて精神科を訪れましたが、そこで言われた言葉が、「あなたが悪いんじゃないですか?」と言われたそうです。友人はその言葉に傷つき、それから精神科へ行かなくなりましたが、一年後症状は悪化しどうしようもなくなり、新しくできた精神科へ診察にいきました。そこで言われたのが自分は、うつ病であること、そして医師の一言「つらかったんだね...」その一言が緊張と不安感から開放され、涙が止まらなかったそうです。
その話を聞くと、どれだけ信頼の置ける医師との出会いが早期の治療へとつながるといえるでしょう。メニエール病は難病ですが、初期の段階では決して不治の病ではなく、命に関る病気ではありません、そしてうつ病も治る病気です。悲観的にならず、自分が楽になれるための治療とおもい病院にいくことをお勧めします。